・皆さんに感謝感謝の加美杏奈、デビュー3周年特別インタビュー(2)

 皆さんに感謝感謝の加美杏奈、デビュー3周年特別インタビュー(2) 

大変なこともあるけれど、
ドキュメントってやりがいあります
――なるほど。これが、女優人生を変えた一本なのかもしれませんね。

加美:壁にぶち当たったり、とにかく迷走していたので、「自分」に気づけた作品に1年目で出会えたのは本当にラッキーでした!ここからいろいろな作品を経験していくうちに、翌年の『Go To Beach !! 逆ナンワゴンで素人さん痴女ってみた!!』みたいな「加美杏奈がやりますよー!」みたいなドキュメントタッチな内容が増えて、そのたびにウケが良かったので「これ、いいかも!」と。

『Go To Beach !! 逆ナンワゴンで素人さん痴女ってみた!! 「ヌイてアゲルから乗ってく?」 加美杏奈』

――さらに自信につながっていったわけですね。

加美:レビューとか、皆さんの声でも楽しんでくださっているのが分かって。ヌキどころもあるけれど笑いどころも喜んでくれるファンの方がいるというのは嬉しかったですね。

――エロと笑いのかみちゃんらしいAVがここで確立!

加美:そういう意味ではすごく大切な一本ですね。撮影しているときは…ドキュメントものって時間もかかるし、沢山の人と関わるし、パッケージを撮る場所でも苦労したりで大変なことはたくさんあるんですけれど、みんなの喜ぶ顔っていう結果が返ってくるので、すごくやりがいを感じますね。

セックスしたい一心でこの世界に入ってきたけれど
今は「セックスは深い」というきもち

――そもそもデビューしたきっかけって、長く付き合った彼氏とのセックスレスで女としての自信が…というのと、溜め込んだ好奇心があってのことでした。

加美:そうですね(照)。

――そこにきて、ドキュメント作品というセックスそのものよりもそこに至る過程に重きを置いたものに自分を見出したっていうのは面白いですね。

加美:本当ですね!確かにはじめは「セックスがしたい」っていう、それだけでこの世界に入ったんですけれど…やっぱりお仕事として始めたら、セックスは勿論すごく気持ちがいいけれど、この世界ってそれだけじゃないなと。

――ほう?

加美:デビューするまで、AVってただただセックスを見せるもんだとばかり思っていたんです。でも、始めてみるとそれだけじゃなくて、出来ることの幅はものすごく広かった!セックスそのものだけではなくて、セックスに至る過程をドキュメント調に描くのもそうだし、主観物やVRのように、観ている方と恋愛している気分にもなれる。シチュエーションも本当にたくさんあって、セックスも私がガンガン責めたり、反対に私がめちゃくちゃにされたりするときもあって…セックスを通じて見せられる世界観って本当に幅広いんだなってわかったんですよ。

――それは「セックスしたい」という極めてシンプルな動機でやってきたかみちゃんにはカルチャーショックだったかもしれませんね。

加美:セックスって本当に奥が深い…それに気づけたのは本当にプラスだったと思います。

1年、また1年と欲求が強まっていく~!
――デビューしてエッチの変化なんていうのはありましたか?

加美:たくさんあります!といってもプライベートでお付き合いした人はごくごくノーマルな方ばかりで、それ以外を知らない無知な女の子だったので何もかもが新しい経験じゃないですか。そんなのもう変わらないわけがない(笑)。

――具体的には?

加美:カラダよりもまず先に知識がワーッと増えて…そうすると単に「セックスしたいなあ」と漠然としていたものが、作品を撮っていただいたり、いろんな役をもらってエッチの引き出しが増えてきたら、してみたいことが増えて、欲求がすごく増しました。

――それはつまり、スケベになっていったわけですね。

加美:そうしていくうちに自分がどこを愛撫されたら気持ちいいのか、中のどこにどう当たると気持ちいいのか、こうされるとイッちゃうだとか。逆に男性をどう責めたら喜ばれるのかもそうですね…わかんないから何をしていいかわかんないというのは本当に始めの頃だけで、今はだいぶわかるようになったから、あれやりたいこれやりたい…うん、欲求ですね(笑)

――良さや楽しさをカラダで覚えたから欲求が増したと!

加美:そうですね!お仕事を通じてカラダも変わったし、カラダのことがよくわかるようになりました。

エッチも上達している…と思いたい!
駆け出しかみちゃんのトホホな話
――テクニック的な面ではどうでしょう?

加美:これは最初の頃に比べたらずいぶん進化したと思いますよ!一番はフェラじゃないかな…

――フェラ!

加美:今思うと本当におバカな話なんですけれど、カメラの前でただただ舐めるだけ、それでいいんだくらいに思ってました(笑)。舌づかいも単調…というかそもそもバリエーションを知らないのでずっとただただ、おちんちんを舐めるだけ!

――アハハハハ!新人さんあるあるですね!!

加美:それが気持ちいいならそれでいいじゃないと思っていたんですけれど、男優さん監督さんから「こういう感じで」って教えていただいて、実際やってみたら映像で観てもすごくエロいんですよね。咥えるにしても、ただ口に入れて首や上半身を動かすだけで、咥えながら舌を動かすという発想はなかった(笑)。

――なるほどねー!

加美:こんなの無理無理〜って苦手意識もあったイラマチオも、いざ経験してみたら、確かに苦しいけどゆっくりだったら大丈夫だったんですね。出来たっていう喜びと同時に、フェラチオってノドまで使えるんだっていう発見?自分の中で限界だと思っていたことが出来たのはすごくプラスでしたね。

――いや〜、舐めるだけからずいぶんと進化しましたね!

加美:フェラってこんなにやれることが多いんだ、深いな〜って思います、本当に。

――普通の人が体験しないレベルまでこなしてきましたね…

加美:イラマチオなんて興味があってもパートナーに要求できるもんじゃないと思うんですよ。

――あるとしたら一緒にAV観ていて「これやってみたい」とかくらい?

加美:それでお互い気持ちいいことになるならいいんですけれど、やっぱり難しいと思います(苦笑)。でもたまに思うんですよ…

――なんでしょう?

加美:この業界に入っていろんなことを覚えてしまったので、この先お付き合いする人が現れたとして…普通のエッチができるのか⁈ 私は普通だと思っていることが一般の方の感覚からするとエーッてなっちゃうんじゃないか⁈ とか。

――夜の花嫁修業をやり過ぎちゃってるかもしれませんね!

加美:あはははは!ズレが怖い!!

女友達とおしゃべりしてたら気づいちゃった!
確実に下ネタのハードルは下がってる!?

加美:女友達とおしゃべりしていても、ズレはやっぱり実感しますね…下ネタのハードルがとにかく下がっているので普通におしゃべりしててもぽろっと出ちゃうんですよ。

――エロ業界あるあるですね!

加美:女同士でもエッチ話はするんですよ、友達と飲みに行って盛り上がってくると誰ともなく始まっちゃうんですが(笑)。そこで話に出るのが「イク、イカない」みたいな話で、パートナーとのエッチでイケない女の子って結構多いんです。だから潮とかいまいち信じられないみたいな。

『ガチファンお宅訪問SP イカれたファン選抜7人 何度も射精したいガチファンを加美杏奈の超テクで限界ヌキSEX 計15発 4時間』
――一般女子の感覚!

加美:潮とかおしっこなんじゃないのとか!いや、実際には「おしっこ」も恥ずかしそうに言うくらいなんですよ。

――この業界にいると何でもモロに言っちゃいますね。

加美:「セックス」なんて口にできなくて、「これ、これ」って右手人差し指と親指で作った輪の中に左手人差し指を入れたりのハンドサインがギリギリ!

――それ、逆にエロすぎませんか?

加美:やー、口に出せないし人に聞かれたくないあまりになんでしょうね。LINEでも入力するのさえ恥ずかしいみたいな…そういえば、かつての私もそうだったな〜なんて思い出してみたり(笑)

――かみちゃん、これは…ズレは出ちゃってるかもしれませんね!

加美:あはははは!こういうのも成長というべきなのか(笑)、変化…加美杏奈という名前で活動することでモードが変わったのかもしれませんね。

とにかく毎日が濃かった3年間!
その濃さはもっと深まっていくんじゃないのかな~
――さて、冒頭にこれまでの3年間は「早かった」っておっしゃってましたけど…その毎日は「薄い」か「濃い」かで言ったら?

加美:濃いですね、間違いなく濃かった!それも年を追うごとに徐々に濃くなってきている印象があります‼︎ もちろん、これは出演する作品の内容によるものもありますけれど…。

――新人の時よりもキャパが上がっていろんなことにトライするようになりましたもんね。

加美:そうなんです!頂いた台本通りにやるのでいっぱいいっぱいだった駆け出しの時に比べたら、今はこれでも臨機応変に動けるようになって…ドラマ作品なんて特にそうですね。「こうしたほうが自分としてはやりやすいかな」とか、頭を使える余裕が出来ました。一本のお仕事をより深く考えて、濃く楽しみながら…悩みもしますけれどね(笑)

――その原動力って、アイデアがわいてくるから盛り込みたいのか、「まだ物足りないからこうしたい」みたいな感じなのか…どうなんでしょう?

加美:なんというか、もっと本能的というか「まだいけるはず!」で頑張っちゃってる感じですね。それが、年を経るごとにすごく増えてます!

――学生時代に例えると3年生って特別な意味があるじゃないですか。次のステップに進むための大事な1年みたいな!

加美:そうですよね!すごくいい1年の過ごし方が出来たように思います、未来に向けてまだまだ走りたい!!

と、MCかみちゃんらしくきれいにまとめてくれたところで。

3周年にかけまして、

かみちゃんにいろんなことを3つ教えてもらっちゃうコーナー!

皆さんに感謝感謝の加美杏奈、デビュー3周年特別インタビュー(3)へ続く

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